カナン子育てプラザ21で起きた遊具での事故。
治療を続けていた女児は死亡した。
事故の経緯や原因について再度検証する。
スポンサーリンク
事故概要
2017年4月12日午前9時半ごろ、
香川県善通寺市生野本町2丁目の認可保育所「カナン子育てプラザ21」で
当時3歳の女の子がうんていで遊んでいたところ
頭を挟まれて宙吊りになっているのを職員が発見し病院へ。
意識不明の重体で治療を受けていたが、
2018年1月24日午後6時前に低酸素脳症で亡くなった。
うんていは入所したばかりの女の子の妹(0歳)のクラスの前に設置されており
女児は妹の様子を見るためにうんていによじ登り、誤ってうんていに頭が挟まってしまったようだ。
事故のあった場所は?
香川県善通寺市の保育施設、
「カナン子育てプラザ21」
事故がおきた遊具とは
事故がおきた遊具のうんてい
珍しい木製のうんていですね。
これがどうして事故につながったのでしょうか。
引用:朝日新聞
女の子はうんていによじ登ろうとして斜めの支柱とうんていのはしご部分に首が挟まったとみられている。
事故当時、保育士は別の場所で起こった園児同士のトラブルに対応しており、
女の子の近くに大人はいなかったそうだ。
カナン保育園について
保育園名:カナン子育てプラザ21(カナン保育園)
所在地:善通寺市生野本町2丁目16-1
電話番号:0877-62-3695
定員:110名
保育年齢:0−5歳
保育時間:7:00~22:00/(土曜)7:00~18:00/(延長)18:00~22:00
公式のHPはリニューアル中ということで表示されない状態でした。
こちらの保育園、私がみた感じだととっても良さそうな保育園という印象です。
地域にもよるかもですが、遊具がこんなに多くて立派な保育園ってそうそうないかなと思います。
しかも、朝の7時から夜の22時まで預かってくれる保育園。
働くお母さんにとっては本当に助かる保育園だったのではないでしょうか。
なかなか22時まで預かってくれる保育園はありません。
事故はなぜ起きてしまったのか
今回、事故があったうんていですが、
木製ということもあり、固定するための木枠が斜めについており
そこの部分に挟まってしまいました。
そのことからも、木製でなければこういう構造ではなかったのではないかなとも思います。
事故さえなければ、とてもいい遊具に見えますが、やはり安全性が第一ですよね。
事故があったとき、まわりに保育士はいなかったようです。
もしすぐ近くにいて、すぐ助けることができていれば症状は軽くすんだのではないかなと思います。
当時、どのくらいの人数が外遊びしていたのかわかりませんが、
トラブル対応に何人もの保育士がかかわっていたとは思えないので、
子供に対しての保育士の数が少なかったのではないでしょうか。
私も自身の子供を保育園に預けている身ですが、
保育園の先生はいつもすごいなと思うことが多いです。
私は自分の子供1人みるのも結構大変なのにこんな大勢の子供たちを一度にみるなんて!
でもそれは事故などがないから言えることなのかもしれません。
事故があってからでは遅いですよね。
施設を運営する社会福祉法人「カナン福祉センター」の片山堯(たかし)理事長(75)は
「入園式が先日あり、心を込めてお預かりします、どうぞご安心下さいと保護者に話したばかり。このような事故が起こり、誠に申し訳ない」
「(保育士の)目が離れてしまった。安全をより徹底すればよかった」
と話している。
所感
同じ歳の子供を持つ母として、非常に辛い、、
普段は安心してお任せしている保育園でのまさかの事故。
事故があったのは昨年の4月、そこから亡くなるまで9ヶ月半、
闘病中にお誕生日を迎えて4歳になった女の子。
最後まで本当に頑張ったのだろうなと思うと本当に胸が痛みます。
こういう事故は二度と起きてほしくないです。
女児のご冥福をお祈り致します。
スポンサーリンク