12月23日、小説家の葉室麟さんが死去されました。
経歴や数々の素晴らしい作品、受賞歴をまとめてみます。
プロフィール
お名前:葉室 麟(はむろ りん)
本名:本畑雄士
性別:男性
生年月日:1951年1月25日(66歳)
出身:福岡県北九州市小倉
学歴:西南学院大学卒業
地方紙記者などを経て2004年作家デビュー
<代表作&受賞歴>
2004年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。
2007年『銀漢の賦』で松本清張賞
2012年『蜩ノ記』で直木賞
2016年『鬼神の如く』で司馬遼太郎賞
2017年には50冊目の著書となる『墨龍賦』を刊行し、質・量ともに充実した作品を世に送り出し続けている。
他の著書に『いのちなりけり』『秋月記』『橘花抄』『春風伝』『この君なくば』『津軽双花』『日本人の肖像』など。
映画化された『蜩ノ記』
蜩ノ記(ひぐらしのき)
解説
直木賞作家の葉室麟のベストセラー小説を、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督が映画化した人間ドラマ。無実の罪で3年後に切腹を控える武士の監視を命じられた青年武士が、その崇高な生きざまを知り成長していく姿を師弟の絆や家族愛、夫婦愛を交えて描き出す。過酷な運命を背負いながらもりんとした主人公に役所広司、その監視役の青年には『SP』シリーズのV6岡田准一。そのほか連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の堀北真希や、ベテラン原田美枝子が共演を果たす。あらすじ
7年前に前例のない事件を起こした戸田秋谷(役所広司)は、藩の歴史をまとめる家譜の編さんを命じられていた。3年後に決められた切腹までの監視役の命を受けた檀野庄三郎(岡田准一)は、秋谷一家と共に生活するうち、家譜作りに励む秋谷に胸を打たれる。秋谷の人格者ぶりを知り、事件の真相を探り始めた庄三郎は、やがて藩政を大きく揺るがしかねない秘密を知るが……。