吹田徳洲会病院で誤った血液型で輸血するミスが10月以降、2件発生していた。
うち1件で患者は3日後に死亡したが「輸血ミスと死亡の因果関係はない」としている。
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事故の詳細
12月29日
吹田徳洲会病院(大阪府吹田市)
誤った血液型で輸血するミスが10月以降、2件発生していたと明らかにした。
うち1件で患者は3日後に死亡。
同病院は「輸血ミスと死亡の因果関係はない」としている。
輸血ミス1
2017年10月17日
大動脈解離で心肺停止状態の血液B型の60代女性に手術をした際、
看護師が誤ってA型の血液280ミリリットルを輸血した。
女性は同20日に多臓器不全で死亡した。
ただ、異型輸血に伴って赤血球が壊れる「溶血」と呼ばれる副作用が起きておらず、死亡との因果関係はないと判断した。
輸血ミス2
2017年12月5日
O型の入院患者の40代男性に対し、別の看護師がA型の血液を輸血。
すぐに気づいて取り外し、輸血量は10ミリリットル未満だった。
健康への影響はないという。
事故が起こった原因
いずれも看護師の確認が不十分だったのが原因としている。
病院は本人や家族に謝罪し、確認を徹底するよう院内マニュアルを改めたという。
吹田徳洲会病院とは
大阪府吹田市にある総合病院
平成26年7月1日に開院したまだ新しい病院のようだ。
地域の皆様の声に常に耳を傾け満足して頂ける治療をめざします。
また周辺地域の診療所や病院のニーズにきめ細かく対応して、この地域にどんな医療が必要かを常に考えながら最善の医療を目指したいと思います。
「いつでもどこでもだれでもが安心して受けられる医療」「ことわらない医療」を基本方針として、安心安全な地域社会づくりに貢献できるよう努力してまいります。吹田徳洲会病院 院長 金香充範
引用:吹田徳洲会病院
新しい病院だけあって、設備なども最新で病院としてはとてもいいのではないかと思う。
ただ、今回のミスのようにスタッフの教育がまだできていないのか。
今後はこのミスを払拭できるような朗報で挽回してほしい。
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