12月19日午後6時ごろ、新潟県で首吊り自殺、母は意識不明の重体という事件が起こった。
遺書はないが、自殺の可能性が高いということ。
19日午後6時15分ごろ、新潟県長岡市七日町の会社員、大川政幸さん(52)が、自宅で首をつった状態で死亡しているのが発見された。
また、同居していた母親の無職、ミヨさん(74)も意識がない状態で倒れているのが見つかった。ミヨさんに外傷はないものの、低酸素脳症で意識不明の重体。新潟県警捜査1課によると、政幸さんはミヨさんと2人暮らし。政幸さんは自宅の玄関フロアで亡くなっており、自殺の可能性が高いという。
ミヨさんは同じ階の居間にあるベッドの上で、あおむけになった状態で発見された。室内に荒らされた様子はなく、遺書などは見つかっていない。政幸さんと連絡が取れないことを不審に思った市内の親族が、同日夕に交番に届け出て発見に至った。県警が心中の可能性も含めて、詳しい状況を調べている。
引用:産経ニュース
事件の起こった場所
新潟県長岡市七日町
親子で心中か?
死亡で発見された大川さんは
遺書はなかったが、
特に荒らされた様子もなく
首吊り自殺の可能性が高いという。
母親のみよさんはベッドの上で
低酸素脳症の意識不明の重体で発見されている。
心中ならば、母親のみよさんを殺害してから
大川さんは自ら命をたったのか。
事件性は低いようだが、経緯はまだ確認中となっている。
低酸素脳症とは
母親のみよさんが陥った低酸素脳症とは一体何か?
低酸素脳症は、簡単に言えば「脳に酸素を十分に届けられなくなったことで、脳に障害が起きた」状態
脳は、私たちの生命を維持する、高度かつ重要な働きをしています。
しかしそれを担う神経細胞はとても繊細で、酸素が常に供給されていなければすぐに弱ってしまいます。脳には血液を通じて酸素が常に供給されていますが、それが完全に途絶えれば、数秒のうちに意識を失います。
そしてわずか3~5分が経過すると、たとえその後に酸素が供給されても、障害が残ってしまうことがあります。
心臓に負荷がかかって脳に酸素がいかず低酸素脳症になることもあるそう。
高校生が突然倒れたということもありました。
なので、高齢者だけの病気ではなさそうです。
この低酸素脳症が意図的に発生したものなのか
たまたま発生したのかはわからないが、
母親のみよさんの回復を祈るばかりです。