12月12日に名古屋市中区の美容整形クリニックにて脂肪吸引の手術を受けた女性が手術3日後15日に自宅で亡くなった。
美容整形手術って命に関わるのか。。
名古屋市中区の美容整形クリニックで脂肪吸引の手術を受けた同市中村区の20代女性が今月、手術後に自宅で死亡しているのが見つかった。捜査関係者への取材でわかった。愛知県警は、執刀医らから任意で事情を聴くなどし、手術方法や術後の処置などと、死亡との因果関係について慎重に調べている。
捜査関係者によると、女性は12日に手術を受け、その日のうちに帰宅。3日後の15日、家族が女性と連絡が取れないため警察へ通報し、自宅で亡くなっているのが見つかった。女性に重い持病はなかったといい、司法解剖でも死因は判明しなかった。県警は今後、病理解剖などで死因の特定を進める。クリニック側は取材に対し「患者のことに関しては、何も答えることができない」としている。
美容整形手術を巡っては2月、名古屋市内の別のクリニックで豊胸手術を受けた30代の女性が意識不明になり搬送
引用:朝日新聞
美容整形クリニックはどこ?
名古屋市中区の美容整形クリニックは結構たくさんありますね。
脂肪吸引を行っているクリニックに絞ると少しは少なくなりましたが、それでも複数あり、特定は難しそうです。
脂肪吸引の危険性
感染症
身体にメスを入れる手術である限り、どんな手術であっても感染症の危険性はあります。脂肪吸引の場合は、処置に伴う火傷やカニューレ挿入の際の傷、脂肪組織の吸引に伴う内部組織の損傷などによって感染症が起こる可能性があります。多量出血
手術に伴って適切な止血が行われない場合や、出血量の多い施術を選択した場合に、多量出血による貧血やショック症状などが起きます。最悪の場合は死に至ることもあると言われています。脂肪塞栓症
脂肪を吸引するためにゆるめられた脂肪組織が血管の中に入って血栓症を引き起こすことがあります。肺で血栓を起こすと肺塞栓に、脳に移動すると脳塞栓に至ります。すぐに対処しないと後遺症が残り、最悪の場合には死に至ります。内臓損傷
腹部の脂肪吸引の際にカニューレの操作を誤ると、内臓を損傷してしまう可能性があります。内臓損傷による死亡事故の報告もあります。麻酔のトラブル
脂肪吸引では、手術する部位に直接麻酔薬を入れる「局所麻酔」、脊髄を覆う硬膜の周囲に細い管を入れ、そこから麻酔薬を入れる「硬膜外麻酔」、麻酔薬を静脈内に点滴する「静脈麻酔」、麻酔薬を中枢神経に作用させて意識がない状態にする「全身麻酔」の4つの方法が用いられています。それぞれリスクの大きさが異なり、特に全身麻酔など、強く作用する麻酔薬を使った際や身体に合わない麻酔薬を使用した際には、アレルギーやショック症状を起こすことがあります。場合によっては、命に関わる状態になることもあります。
その他のトラブル
手術後の痛みがなかなか治らない、しびれなどの感覚異常、手術の腫れが長期間続く、皮膚の壊死、体液のバランスが崩れ腎臓の働きが悪化、味覚異常、皮膚のたるみや凹凸の出現などのトラブルが起こることもあります。
引用:スキンケア大学
リスクの高い脂肪吸引
アメリカでは約1,000人に1人が命を落としているそうです。
後遺症が残ったり、効果を実感できなかったなど大小さまざまな失敗例も報告されている現実。
2011年にアメリカの研究で脂肪吸引でもリバウンドすることがわかりました。
以上の点から言っても
脂肪吸引は高いリスクがあることがわかる。
なるべくせずにすむ方法を考えたいですね。